緊張の【入院】それは切ないバレンタイン💛

ヘルニア

ついに今日から入院だ。

ドキドキする。

看護師さんに誘導され、今日から寝泊まりする私の入院部屋を目指していた。

ドキドキする。

やばい!手汗が(◎_◎;)💦

個室も希望できたのだが、お値段がお高い事もあり、私は大部屋を希望していた。

ああ。
一体どんな人が同じ部屋にいるのだろうか?


ドキドキする。

こんなにドキドキするのは何年ぶりだろう?

バレンタインに好きな男の子にチョコレートを渡す時と同じくらい、私はドキドキしていた。

小学生の頃、バレンタインに好きだった男の子にチョコレートを渡す計画を密かに立てていた。
バレンタイン当日の放課後、下駄箱で待ち伏せしたのだが、結局勇気が出ず渡しそびれてしまった。



がっかりしながら教室に戻ったところ

もてない男子が数名残っていた
((´∀`*))ん??君たちなぜ帰らん??



やけくそになった私は


「誰かチョコ欲しい人いる~?!」

と、冗談半分に叫んでみた。

するとそこにいた男子全員が

「はい!はい!はーーーーーーい!!」

と勢いよく手を挙げたではないか!

そしてガチのじゃんけん大会が始まった笑

俺が絶対勝つ!!!

いやいや、完全に義理チョコだから(;^_^A


結局全然好きでもない(どちらかというと苦手な男子)がじゃんけんに勝ち、私のチョコは引き渡されたのだった。


そしてあくる月のホワイトデー当日、その男子は顔を真っ赤にしながら花束の形をしたキャンディーを渡してくれた💐

チョコレートありがとう。

え~~っと、こちらこそありがとう💦
(;”∀”)
アハハアハハ


走馬灯のようにバレンタインの思い出が頭の中でグルグルと回っていた。



「こちらが今日から使っていただくお部屋ですよ。」

看護師さんの言葉で、私はハッと我に返った。
( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)ハッ!!!




・・・・・・・・・。

ここが私の部屋??


あれ??
どういう事???




そうです。

なんと

大部屋だけどその部屋の入院患者は私1人。

たまたまなのか、入院患者がもともと少ないのかわからないが、とにかく結果的に

私は大部屋を1人で使う事になった。

厳密に言うと、もともと6人部屋だったのが、コロナの関係もあって4人部屋となっていた。

なので、とにかく広い!

赤く囲ってあるところが私のベット!

この広い部屋に1人か~。

ちょっとがっかりしたのと同時に正直ホッとした。
( *´•ω•`*)ホッ

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