左の足に痺れを感じ始めてから約一ヶ月が経っていた。
左のお尻からふくらはぎにかけての猛烈な痛みにより、私はほぼ寝たきり生活を余儀なくされていた。
まさか自分が寝たきり状態になるとは
(;´д`)トホホ・・・
私はほぼ24時間布団にいる事しかできない状況だったので、必然的に食事は完全に旦那さん担当になっていた。
忙しい仕事を無理やり早めに切り上げて帰ってきては、家族の為に夕ご飯を作ってくれた。
もともと料理上手な人なので本当に助かった
(*´꒳`*)✨
まずは旦那さんと息子で夕ご飯を食べる。
食べ終わると次は私の食事だ。
もう一度お味噌汁やおかずを温めなおしてくれて、寝たきりの私の枕元にご飯を持ってきてくれる。
その時の私は激しい痛みで、横向きにすらなれなくなっていた。
私は完全に真上を向いた状況で「あーん」と口を開けてご飯を食べさせてもらうしかなかった。
・・・そう。
私は可愛いひなどり。
ただのひなどりではなく、可愛いひなどり(ここ重要)
私、可愛いひなどりのぴーちゃん!
よろしくね💛

可愛いひなどりぴーちゃんとなった私は、もちろんお風呂にも入れない。
ご飯を食べさせてもらった後は旦那さんに身体を拭いてもらい、着替えさせてもらう。
あれ?
ちょっと待って??
これって「看病」ではなく、完全に「介護」だよね?!
まさかこの歳で旦那さんに介護してもらうとは夢にも思っていなかったよ~~
ヾ(叫゚Д゚)ノ誰かウソって言って~‼
そんな私の悲痛の叫びをよそに、旦那さんは寝たきりの私に食事を食べさせる技術を日に日に上達させていった。
最終的には焼きそばやパスタまで、それはそれは上手に食べさせてくれたのである。
これは実際に旦那さんが作ってくれたご飯↓

あの時食べさせてもらった暖かいごはんの美味しさは一生忘れない。
旦那さん、本当にありがとう。