薬のボトルを首からぶら下げるのは時間と共に慣れたのだが、それよりもキツかったのは
24時間コルセットをつけている事だった。
しかもただのコルセットではない。
自分の体に合わせたオーダーメイドのコルセットなのだ!
初めてこの病院でブロック注射を受けた後、すぐにCTスキャンを撮った私。
そしてついに大きなヘルニアを発見!
ゴットハンドの勧めで、私は緊急入院する事になった。
「入院されますか?」
「はい、お願いします。」
この会話が終わった瞬間に、突然扉がガチャリと開いた。
待ち構えていたように、元気なおじさんが嬉しそうに私の傍らにやってきた。
まいどあり~♪
病院と提携しているらしいコルセット屋さんだった。
コルセットおじさん(勝手に命名)は
「保険が効くから物凄くお安くなりますよ~♪」
と、満面の笑みでこのフレーズを繰り返しながら、手慣れた手つきで私の腰回りをあっという間に採寸したのである。
後からネットで調べたところ
医師の診断でコルセットなどの治療用装具が必要とされた場合には、医療保険制度が適用となるらしい。
まずは全額を自分で払った後に、申請手続きをすることで自己負担分を除いた金額が払い戻されるといった仕組みだ。
医療保険の種類によって自己負担率は異なるようで、おおよそ1~3割が自己負担となるようだ。
ちなみに母ちゃんのコルセットは3割負担。
3割負担といえども、もともとが高額なので結構なお値段でした💦
入院中は、このオーダーメイドのコルセットを
24時間装着する事が義務付けられていた。
ヘルニアで入院中はとにかく腰を曲げる事や、ねじる(ひねる)事が厳禁だ。
このコルセットはお高いだけあって、支柱のような縦に硬い棒状のような物があるので、しっかり装着すると物理的に腰を曲げる事ができなくなる。
しかし、かなりきつく締めるので
慣れるまでめちゃくちゃ苦しい。
_:(´ཀ`」 ∠):_おえ~~って感じ💦
コルセットを装着した実際の画像
↓
骨盤をしっかりと固定する為に
コルセットは骨盤にかぶさるように装着しないと意味がない
と、看護師さんから説明があった。
したがってコルセットの3番目のマジックテープの部分は、完全に骨盤の上(腰をガバッと覆う感じ)になるように装着しなくてはならない。
マジックテープの止め方だが、まずはコルセットがきちんと骨盤にかぶさるように位置を決めて、真ん中のマジックテープをしっかり止める。
次は一番下のマジックテープを止める(ここが一番固定したい場所なので、しっかり目に止める)
そして最後に一番上のマジックテープを止める。
真ん中と一番下がしっかりきつめに止まっていれば、一番上のマジックテープは少し緩めでも大丈夫✨
特に食事をする時は一番上だけでも少し緩めないと、本当にご飯が食べられない。
・・・ってな具合である。
ちなみにちょっとお恥ずかしい話ですが、パンツ(肌着)のウエストのゴムの部分は物理的(?)に、コルセットの上にかぶさるような形になります。
意味、通じますでしょうか??
ようするに、パンツを普通に履いた状態でコルセットを骨盤の上にしっかり装着してしまうと、パンツのゴムの部分がコルセットに完全にはさまった状態になってしまいます。
そうすると、トイレに行くたびにコルセットを外さなくてはならないという事です。
・・・・。
パンツが上にかぶさっている実際の画像はないかって??
さすがにないわよ~~~
(ฅ´>ω<`)ฅキャーーーー‼
期待された大勢の男性のみなさま
がっかりさせてごめんなさいね💛💛
カテーテルの詳細はこちらのブログ
↓
首からぶら下げる魔法のボトル✨