同士

内視鏡手術

ヘルニアの手術を受ける為、私は某有名な整形外科に入院した。

本来なら手術前日に入院するのが基本なのだが、私は重度のヘルニア患者だった為、手術3日前に入院したのだ。

同室の女性はとても明るくて優しくて可愛い人💛

私達はすぐに意気投合した♪

お互いの体の調子の事を始め、家族の話や好きな食べ物・嫌いな食べ物、はたまた好きな芸能人の話など、話題は尽きることなくお喋りを楽しんでいた。

入院するまで、私は家の布団で痛みに耐えながら寝たきり状態だった。
家族はもちろん心配し、懸命に動けない私を介護してくれていた。
本当に本当にありがたかった。
感謝してもしつくせない程である。
(´•̥ ω •̥` )旦那さんはマジ神様です


でもね・・・・。


いつも孤独だった。

この痛みはやはり実際に体験した人間でなければわからない。
私が痛みを訴える度、旦那さんは困った顔をしながら枕元で何度もうなづいてくれた。

伝わらないのは当たり前。
当たり前とわかっていても、激しい痛みとともに、悲しさと寂しさも加速していたのだ。

しかし、入院した瞬間から大きな変化が✨

同じ病気で入院している人がこの病院には沢山いる。

そう!

同じ痛みを分かち合える同士と今まさに同じ空間にいるのだ!


そう思っただけでも、胸がじ~んと熱くなった。

私・・・
もう一人じゃない!!

母ちゃんったら
嬉しくて自撮りしちゃった💛

私の部屋がある病棟は、診察病棟とは別の建物で、「入院病棟」と呼ばれていた。

1階は売店とリハビリ室。

私が今いる2階は、これから手術する人や、手術直後の人、そして手術が終わってリハビリを始めて間もない人達のエリアである。

3階も入院部屋もあるのだが、手術を終えてリハビリも順調に進んでいる人達のエリアであった。

ちなみに手術室も同じく3階にあった。

なので、3階で手術を終えた直後の人が、ストレッチャーでこの2階に運ばれてくるのだ。

何度かタイミングが合い、その姿を垣間見てしまったのだが、その度に心臓がドキドキした。

もうすぐ私も手術だ。

私は既に同室の女性から、赤裸々な手術体験をたっぷり聞いていた。

私がついつい怖い物見たさで根掘り葉掘り聞いちゃうもんだから、彼女もノリノリでそれはそれは分かり易く詳細まで話しちゃってくれていた笑

お互い気も合うもんだから、そりゃぁお喋りが止まらない。

私達は病室にいながらも、心はお洒落なカフェで何時間も女子トークを楽しんでいた

麻酔からなかなか覚めなくて
大変だったのよ~~

ほうほう!!
そんな事もあるんですね?!

そんな楽しいお喋りとは裏腹に、刻一刻と、私の手術は近づいていていた。

にほんブログ村 病気ブログ 椎間板ヘルニアへ
にほんブログ村

ヘルニア母ちゃんカフェをオープンするらしい - にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました