本当のゴッドハンド

内視鏡手術

手術日が決定してホッとしたのだが、私の病状は無情にも悪化していったのである。

そう。
ゴッドハンドの手術の予約が取れたはいいが、3ヶ月も先だったのだ。

今の私にできる事と言ったら、とにかく指折り数えて手術日を待つしかない。

あんなに手術が怖くて自分の中から手術という選択肢を切り捨てていたくせに、その時の私は喉から手が出る程手術日が待ち遠しかった。

早く手術して~~!

できれば今日!
無理なら明日‼



手術の予約をしてから約1週間が経った。
日に日に症状が悪化している状況での1週間は、とてつもなく長く感じた。

酷い時は夜布団に入っても痛みで一睡もできず朝になった。

この頃はお尻の内部まで痛くて死にそうだった。

痛くて痛くて昼も夜も何度も泣いた。

この歳になって痛くて泣く事があるだなんて、まさか想像もしていなかった。

そして更に3日後・・・。


ハァ・・・。

気が遠くなるほど遠い。

例えるならば、すでに3日間くらい水を一滴も飲んでいない状況で一人砂漠に放り出されたような感じ。 
(すでにほぼ死んでる状態ね)

歩いても歩いても
オアシスは見つからない

このまま干乾びて
死ぬのを待つしかない・・・


もしくは荒れ狂った海にただ一人放り出されたような感覚・・・。

ヘルプミ~~~!!!

1時間以内に死ぬの確定!



痛みでご飯もなかなか喉を通らず、体重は計ってはいないが、過去最高にやせていたと思う。

お腹も完全にぺったんこ!

今ならビキニも着れるわよ!
母ちゃんのビキニ姿見たいかしら?❤




・・・どうしよう。

このままだとノイローゼになってしまう。

病院から処方されている痛み止めを飲んでも1ミリも効かない。

座薬も何度か試してみたが、こちらも1ミクロンも効かない。


痛みは完全にピークに達していた。

限界だ___。


手術の予定日はまだまだ先だったのだが、このままでは本当に色んな意味で息絶えてしまう。

病院に相談したところ、私が予約していたゴッドハンドではない先生でよければ、数日後に手術可能です。と提案してくれたのだ。

私は何をためらう事もなく、二つ返事でその提案を喜んで受け入れた。

そんな訳で、私がこの整形外科に初めて診察に行ったときに診てくださった先生が私の手術の主治医となったのだった。

そう。

最終的に私にとってのゴッドハンドは

驚くほど若くて爽やかなイケメン先生だったのだ‼

母ちゃん
もう安心していいんだよ!

全て俺にまかせとけって

まかせる!まかせる!
母ちゃん、全てをゆだねちゃうわ~~!!!!

。°(°´ω`°)°。
口コミにとらわれていた母ちゃんを許して!!

めでたく数日後の手術が決まり、いそいそと入院準備にとりかかる事となりました。

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