ヘルニアの手術をするならば内視鏡手術のゴッドハンドを指名したい‼
そんな思いからインターネットの力を借りて、私は市内の名医を探し出し、早速予約のTELをかけたのである。
え・・・?
さ・・・、3ヶ月待ち??
3ヶ月待ちって事は、え~っと💦
だいたい30×3=90だからぁ・・・💦
うそでしょ??
今から約90日も待たなくちゃいけないの~?!💦
やはり人気の先生の手術の予約とはこういうものなのか・・・。
以前テレビのドキュメント番組とかで同じような状況は見た事がある。
受付のお姉さんが言うには、これでもたまたま予約が空いていてラッキーな方なのだそう。
私は気を取り直し、とりあえず予約を入れて電話を切った。
しかし日に日に私の症状は悪化していることは紛れもない事実である。
足踏み中ではない。
確実に悪化の一途を辿っている。
果たして90日も待てるのだろうか?
しかもまずはその先生に受診して詳しく症状を診てもらいたかったのだが、それすら1ヶ月待ちとの事。
それでは何も前に進まないので受付のお姉さんに相談したところ、取り急ぎ他の先生に診てもらう事になった。(大きな病院なので、先生は複数人いるのだ)
緊張の初診の日。
まともに歩けない程症状が悪化していた私は、自分で運転する事など間違ってもできない。
最悪タクシーかぁ💦
と腹をくくっていたのだが、その日に限って不思議な事にちょうどタイミングよく旦那さんが自由に動ける状況になり、病院まで連れて行ってくれたのだ。
こんな奇跡的なラッキーな事が起こる度に、私はいつも潜在意識に守られているんだと実感するのである。
潜在意識さん
いつもありがとう✨
そう。
それは子供の頃、母親に抱きしめてもらっている安心感ととても似ている。
私達は誰だっていつだって見えない力で守られているんです。
(・・・と、母ちゃんは信じています。)
そしてリアル見える力の旦那さん
いつも本当にありがとうございます。
(*´ω`*人)感謝してます!
足とお尻が痛すぎて助手席に座る事も出来ず、後ろの座席に横たわっての移動であった。
ペインクリニックに初受診した時も、こんな状況だったな~
起き上がる事すらできない私は、車の窓の外(と言っても、体勢的に電信柱と空しか見えない)をボケ~ッと眺めていた。
過酷な状況とは裏腹に、その日の青空はただただ美しかった。
小一時間ほどで病院に到着し、旦那さんが受付を済ませてくれた。
さすが人気の整形外科。
待ち合いは患者さんでいっぱいである。
とにかくお尻に圧がかかると死ぬほど痛いので、私は待合の椅子に座る事もできない。
総合病院に行った時も、今回の整形外科でも、病院に訳を話して私は横たわった状態で順番を待つ事の許しを得た。
こんなに患者さんはいっぱいいるけれども、みんな座って自分の順番を待っている。
私の様に横になって順番を待っている人は他にいない。
あぁ。
私は重度のヘルニア患者なんだな。
私は改めて自分のヘルニアの重症度を認識せざるを得なかった。
優しい看護師さんや気さくでさわやか系の先生のおかげで、私の緊張は徐々にほぐれていった。
診断の結果、私は希望通り内視鏡手術でヘルニアを切除する事が決定したのである。
もちろん、手術の主治医はゴッドハンドご指名で❤❤❤